クロス、塗り壁、合板、石膏ボード(新設以外)の下地処理の手順
内装塗り替え時の下地処理です。クロス、石膏ボード(新設以外)、聚楽壁、モルタル等の下地のアクやシミを止めるため、アク止め剤(アクカット)を容器等に移し、ローラや刷毛で塗布(使用量:100g~150g/㎡)し、アク止め処理をして下さい。
1回目が乾いたら2回目を塗って下さい。
クロスの場合、剥がれている部分があれば接着後、剥がれが酷い場合は剥がしてから塗布して下さい。
ビス穴、塗り壁(聚楽、土壁、モルタル等)の欠損部分がある場合の補修
水で固練りした専用下処理材をビス穴、塗り壁等の欠損部分を塗り付けて凹凸が無いように補修します。補修後1~2日
乾燥させて下さい。※固練りする場合の水量の目安:専用下処理材100gに対して水約40g前後
①標準加水量の9割(約1.9ℓ)を容器に入れてから専用下処理材1袋を入れ練り混ぜたあと、残りの水(約0.2ℓ)で塗りやすい固さに調整して下さい。
②よく練った専用下処理材を0.5mm程度に塗っていき、表面が乾燥しないうちに平滑に塗ります。
③漆喰の下塗り工程に進む前に、1~2日おいて完全に乾燥させます。
①少し固く締まっているのでポリ袋を開封する前に手でよく揉み、柔らかくして下さい。水が分離している場合や、締まってる所がなくなるまで揉み続け均一な固さにして下さい。
②ポリ袋を開封します。ポリ袋の角をカットする事で、手軽に取り出すことも出来ます。
③袋からコテ板又は容器に直接取り出してご使用下さい。
コテで仕上げる手順
DIY漆喰をコテで0.5~1mm厚程度に面全体に塗ります。
下塗りは、多少の凹凸があっても大丈夫です。壁全体に薄く塗り広げる感じ塗り上げます。下塗りが乾燥する前に仕上げ塗り(手順②)を行います。
※完全に乾いてしまうと仕上げ塗りがしにくくなりますので1面ずつ塗っていきます。
下塗りが完全に乾いてしまうと、仕上げ塗りが、しにくくなりますので、下塗り終了後、完全乾燥する前に続けて仕上げ塗りをして完成。仕上げ塗り終了後、直ぐにマスキングテープを剥がします。
手塗りで仕上げる
②壁に直接塗っていき、そのまま模様をつけて仕上げていきます。コテでは表現できない模様を付ける事が出来ます。
③下地が透けている箇所がある場合は乾燥する前に②の作業で調整し仕上げます。
仕上げ塗り終了後、直ぐにマスキングテープを剥がします。
コテバケで仕上げる
③塗り広げた漆喰を模様を付けていきます。塗り終えたら、直ぐにマスキングテープを剥がします。
余った漆喰は保管できます
漆喰は、保存が可能です。袋内の空気を残さないように密封し乾燥させなければ保存が可能です。
又は、容器に漆喰を入れて水を張り、乾燥しないように密封保管する事で長期保存も可能です。
主成分が違います。漆喰は消石灰で、珪藻土は藻類(プランクトン)が堆積した珪藻になります。
漆喰は自硬性で空気中の二酸化炭素と反応し固まっていくのに対し、珪藻土は乾燥してもボロボロ崩れてしまうので合成樹脂等の人工接着剤を加えないと固まらないという事です。
どちらが自然素材かというとのより漆喰が自然素材という事になります。
耐久性においては漆喰が断然強い
漆喰は仕上がった後も空気中の二酸化炭素と反応し硬化し続けます。
なので経年と共に耐久性が増していきます。対して珪藻土は樹脂で固めているためそういった性能はなく耐久性においては漆喰の方が優れています。
珪藻土は表面が柔かく指でこすると粉がでたりボロボロしたりします。
空気環境はどちらがよいか
漆喰のPH12以上の強アルカリ性は生物が生存出来ないレベルでカビやウイルスの繁殖が出来ない強い抗菌効果を持っています。
カビやウイルスが減るという事はハウスダスト(ダニの死骸やフンの他、カビ、細菌等)も減るという事です。
また、ホルムアルデヒドにおいても吸着して分解しますので「シックハウス症候群」の抑制に効果がります。
消臭においてはこちらも強アルカリ性のため、嫌な生活臭(主に酸性臭)を中和するので消臭効果も期待できます。
珪藻土には漆喰のような消臭・抗菌作用はなく、吸湿が強いため結露などしやすくカビも生えやすくなっています。
調湿効果については珪藻土の方が優れています。
但し、漆喰も珪藻土も吸湿した水分を放出するための適度な換気は必要になります。
アク止め作業は漆喰下地の基本
『DIY漆喰』に限らず漆喰等の仕上げ材を塗る場合は「アク止め」といった仕上げ材を塗る以上に大切な作業が伴います。
それは大半の下地には目に見えないアクや油煙等の汚れが付着しているからです。
アク止め処理をしないと水で練られた下地材や、仕上げ材を塗ると仕上げ材がアクを吸い寄せ表面に染み出してきます。
下地処理の段階でアクを完全に止めることで、きれいな仕上がりに繋がるのでアク止め作業は必ず行って下さい。
当社のアク止め材(アクカット)は効果が高くアクを止めると同時に下地も補強します。
アク止め不要と謳っている塗り壁材もありますが1回塗りした後でアクが出た場合、1日以上乾燥させて2回目、再度アクが止まらない場合は3回塗る事もありますので、非効率になる場合もあります。
アンダーコート(下地処理材)は下地を補強し漆喰壁の寿命を延ばす
アク止め処理後にアンダーコート(下地処理材)を塗る目的は、漆喰に含んでいる水分の乾燥スピードを均一にする事です。
乾燥速度を均一にすることで漆喰の仕上げ塗りの作業性を向上させ、乾燥ムラによる色ムラを防ぎ美しく仕上げる為です。
また、下地の強度が増し下地と漆喰との接着力を上げる事も出来ます。
美しく、長持ちする丈夫な漆喰壁に仕上げるためにも重要な工程です。
特に石膏ボードの表面は紙であるため漆喰を直接塗ると強アルカリ性能が徐々にその紙が劣化していくため下地の紙から剥がれてしまいます。
下地処理材を塗っておくこと事で漆喰と石膏ボードが直接触れることを防ぐので、後々に漆喰が剥がれることなく石膏ボードにも問題なく塗ることが出来ます。
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