STEP1
整地
・雑草や石等を取り除く。草の根が残らなように土を掘り起こし取り除いてください。
・下地の透水性が悪い場合は排水勾配を設け必要に応じて側溝等の排水設備を設けて下さい。
(水はけが悪い場合は水たまりやカビの原因になります。)
・不陸が無いように整地した後、プレート、ローラー等で転圧し不陸処理を行ってください。
STEP2
防草シートの敷設
・人工芝の水抜き穴から雑草が生えないよう、防草シートを土上に敷きします。
・防草シートのジョイント部分は10cm以上重ねるようにしてください。
・敷設後、コ型ピンで約50cm~100cm間隔を目安にしっかりと固定します。
またジョイント部分から雑草等が生えないようジョイントテープを貼り付けます。浮きやシワが施工不良の原因となる可能性がある為、しっかりと固定して下さい。
STEP3
ハーモニーターフ仮敷設 カット・ジョイント調整・仮敷き
人工芝生仮敷設
・※仮敷設前のPOINT‼に従いカットします。
・芝目の方向に注意し事前に決めた割付け通りに仮敷きしていきます。
・敷き込み部端末は余裕を持ってカットし接着固定が終わってから、地形に合わせてカットしてください。
アール部分や植栽や支柱等の障害物がある場合は切り込みを入れたり、くり抜くことで障害物に合わせて加工しやすくなります。
・仮敷きの位置で問題なければ、今後の工程で芝生がずれないように端部をコ型ピンで仮固定していきます。
端部でなくても浮いている箇所があればコ型ピンを打っていきます。
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・人工芝を裏面からカットします。継ぎ目となる両サイドはPOINT1を参照にカットします。
POINT1
ジョイント部分のカット
・人工芝を仮敷きを行う前に、ジョイントとなる両サイド部分を人工芝の裏側から縫い目の際をカットする。(下記参照)
・ハーモニーターフ本体を表面からカットすると、カット部分の芝糸もカットされてしまうのでカットの際は裏面よりカットしてください。
STEP4
ハーモニーターフ敷設 接着剤塗布・貼り合わせ・完成
接着剤塗布
・接着する範囲を決め仮止めしたピンを外し芝生をめくります。接着不良にならないように下地が十分乾燥しているか確認し、塗布面のゴミや埃、土砂等を除去してください。
※雨の日は接着効果が薄れるため、接着作業は控えてください。
・接着剤は、くし目ごてを使用して下地又はハーモニーターフ本体に塗布してください。
一度に塗る面積は、貼り付け可能時間(後記)内に施工できる範囲とします。
その際、水抜き穴や継目に注意して接着剤を塗布してください。
水抜き穴や継目から接着剤がはみ出すと芝糸が固まり景観を損ねます。
また、水抜き穴を塞いでしまうと十分な排水ができません。
貼り合わせ
養生
・端から順に貼り合わせると端部の調整がしやすくなります。
・浮きが見受けられる部分についても接着剤を塗布し、圧着して下さい。
・継目については両端をつまんで貼り合わせることで芝糸が巻き込まれずに施工出来る為、継目が目立ちにくくなり、調整もしやすくなります。
・貼り付けが完了したらローラー等で充分に圧着して下さい。1~2時間後、端、巻きぐせによる浮き防止のため再圧着をかけて下さい。
特に浮きが心配な部分にはコンパネや土嚢袋等を置き1~2日養生して下さい。材料表面に付着した接着剤は、硬化する前にヘラ・ウエス等で取り除いて下さい。(水拭きはやめて下さい。)
仕上げ・最終チェック
・人工芝はロール状で発送するため、芝が寝ていることが多いのでブラッシングをして芝を起こしてください。
施工時に出たカット片や芝糸をホウキや掃除機で除去してください。